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後頭部の経穴から、小脳への気功

小脳は後頭部でも下部にあり、後頭葉と呼ばれる大脳の下にあります。

小脳はとても神経細胞が多く、大脳程大きな脳の10倍程度有り、表面積も小さいながら緻密で大脳の45%もあります。

このような小脳は、人のあらゆる運動をパターン化してスムーズに行わせるだけでなく、大脳と連絡を取り合いながら、大脳の思考を補うなどしながら、身体と心のバランスを全体的にコントロールしています。

太極拳などの動きは、この小脳にフィードバック的な刺激を与え、脳の中の状態を改善します。

心身がリラックスし、その影響の相互作用で、とても気持ちの良い套路などができるわけです。

小脳はとても古い脳であり、過当な生物にも有る脳ですから、最も根幹的な動きを左右します。根幹的な身体の均衡などは小脳が司り、太極拳のバランスが整った動きは、小脳にとても良い影響を与えると共に、思考などの働きも助けることから、心理的にバランスが取れて、気づきや理解による安心を得ることができると考えられています。

武道などの意識的な動きは、この小脳が大きな役割をしましますから、この部分の清浄化はとても大切でもあり、正しい武道により、小脳も根本的な健康を保つことができます。

ですから、武道は精神鍛練と肉体単練を兼ねるということは、武当派の太極拳の世界では当然のことなのです。

 

 

脳の構造と頭推按

人の脳は右脳と左脳という一対の大脳半球と、視床・視床下部の間脳から中脳と橋、延髄、脊髄と連なる脳幹、そして後頭部にある小脳で構造されています。

これらが、連携をとりながら、人間の心や身体の健康の大切な部分をになっています。

その大切な脳は硬膜やくも膜、軟幕、その下に髄液で柔らかく保護され、頭蓋骨で強固に守られています。 その頭蓋骨は完全につながっているのではなく、成人の頭蓋骨は通常28個の骨から構成され、下顎を除いて、頭蓋の骨格はすべて縫合されています。 その縫合されている部分には、微少な隙間があり、その隙間を通じて、大脳の表面を覆っている、

記憶や考えの中心的な役割を果たす外套と呼ばれる層にある微細な感覚を感じ取る事ができます。

またその調整を行うために、その縫合部分につながる、経穴を刺激するのが頭推按です。

外套は内部にある、生命の根幹である視床下部や、情動や本能に関わる脳の深部と密接な連絡を取り合って、神経細胞と信号をかわし合っています。 脳内の微細な波長とよく似た、施術者の指先から出る気の一部である、遠赤外線の波長が何らかの影響を示すと、施術者の指腹にその微細な影響が伝わります。

頭推按はその調整を行いながら、施術をします。 肝臓や胃が悪いと、その表層にある経穴が緊張していたり、緩慢であったり、複雑な証をその経穴が表します。

脳も同じで、その頭蓋骨を接合する部分の内側にある、脳の部位と、その脳と連絡を取り合っている深層部の脳の部位の状態が、その経穴に複雑な証を表します。

太極拳の外丹気功術は、そのような体験的研究から、頭部の経穴とその状態が、人間の精神状態と強く結び合っていることを発見して、現在に頭推按として伝承しています。